Firenze-Oltrarno.net: フィレンツェの芸術・名所旧跡: サント・スピリト地区 : サン・ヤコポ・イン・ソープラルノ教会
サン・ヤコポ・イン・ソープラルノ教会
必見あれこれ

Arte decorativa (アルテ・デコラチーヴァ): 石こう象眼の技術によって装飾、細工する調度品と大理石テーブル。

Caffè degli Artigiani (カッフェ・デッリアルチジャーニ): 最高のデザート、スナックと親しみやすい店内。

Studio S. Spirito (Studio S. Spirito): 修復:磁器、陶器、土器、石、象牙、ガラス、七宝、スカリオーラ、モザイク、貴石象嵌など

ヴェッキオ橋
サンタ・トリニタ橋
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サン・ヤコポ通り

 

ツーリストインフォメーション
アクセス: 中央駅からバスDで約10分。
開館時間: ミサ等、教会の儀式の時間帯のみ開いている。
入場料: 無料.

長い歴史を持ちながら、時代とともに様々な建築様式の変化に耐えてきた教会の一つ.サン・ヤコポ・イン・ソープラルノ教会Chiesa di S. Jacopo in Soprarnoは、多彩な様式が交わる最も典型的な例である。

歴史 - 見どころ

 歴史


三廊式、ロマネスク様式の教会で創設は12世紀にさかのぼるが、時代とともに何度も手が加えられ時には外観がすっかり変わるほどであった。ファサード前のポルティコ(柱廊)は教会創設と同時代(12〜13世紀)のものであるが、1580年サン・ドナート・イン・スコペトS. Donato in Scopeto教会—1529年のフィレンツェ包囲に備えた要塞建築のため解体された—から移築され付け加えられたものである。また鍾楼は1660年にゲラルド・シルヴァーニGherardo Silvaniの設計により建築される。


写真の上をクリックすると、拡大します.

教会内部は18世紀に大きく改められ、ブルネッレスキがドウオーモの試作として築いたクーポラを擁していたリドルフィ礼拝堂も取り壊される。(ヴァザーリ筆)1966年の洪水後の修復では多くの部分でオリジナルのロマネスクによる建築がよみがえった。

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 見どころ


教会の外側には中世の柱のけたが、その一つ一つにほりこまれた頭部の彫刻とともに目を引く。
教会内部は3廊式、11の礼拝堂が両側に並びしっくいを金で覆った装飾が施されている。ヴォールトのフレスコ画はヴィンチェンツォ・メヌッチVincenzo Menucciによって制作され、聖堂内陣(サン・ヤコポ・イン・グローリアSan Jacopo in gloria)と中央祭壇後方はマッテオ・ボネーキMatteo Bonechiの作品である

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