Firenze-Oltrarno.net: フィレンツェの芸術・名所旧跡: サン・ニコロ地区 : ミケランジェロ広場
ミケランジェロ広場

 

ツーリストインフォメーション
行き方: 中央駅から、バス13番で約20分。または、ヴェッキオ橋から、徒歩約15分。

フィレンツェの町が一望できる場所として最も有名なミケランジェロ広場Piazzale Michelangelo。市内の観光名所の中でも、ドウオーモやシニョーリア広場と並んで、もっとも多くの人が、ほぼ一年中訪れる広場と言ってよいだろう。

歴史

 歴史


城塞を取り壊し、環状道路を建設すると言うフィレンツェ遷都のための事業には、オルトラルノ地区の南側の丘の上に、見晴しのよい広い道路を走らせるということも含まれていた。特に、サン・ニッコロ門Porta San Niccolo'の後方には広大な広場を設けることが計画された。丘の上にあるサン・ミニア−トSan Miniato al Monte教会の辺りに要塞建設のプロジェクトを担当した、ミケランジェロの名が広場につけられていた。
広場の建設工事は1873年に開始され、2年後に完成した。プロジェクトを行った建築家ジュゼッペ・ポッジの構想では、広場全体がミケランジェロを記念するモニュメントとなり、開廊はこの偉大な美術家の、フィレンツェ市に存在するすべての彫刻を一同に集めた美術館となるはずであった。 ベルヴェデ−レ要塞Forte di Belvedereが一般に解放された後(1955年)、ミケランジェロ広場は唯一の町の展望台ではなくなったが、フィレンツェの町やモニュメントを見渡そうと訪れる観光客や市民の、変わらぬメッカとなっている。


写真の上をクリックすると、拡大します.

大きな噴水の後ろにある開廊は、ポッジが望んだようにミケランジェロ美術館になることなく、現在はレストランとなっている。広場の中央にはミケランジェロの作品のコピー(ブロンズ)を組み合わせた、モニュメントが置かれている。—作品は、ダビデDavid像と、サン・ロレンツォSan Lorenzo教会にあるメディチ家の墓に使われている彫刻である。

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